昨日、西谷正士先生をお招きして、研修会がひらかれました。。
この日は先生のスケッチと小下絵をみせていただきながら、
制作過程や構図の取り方等について意見を交流するというスタイルの研修。
外でスケッチをしてきたら、
あとは一枚の本画のために小下絵を何度も描くそうです。
スケッチの段階ではかなり広範囲を描いていますが、決定した構図はかなりスリム。実際の景色に加減修正をするので、最終的には実際の景色とはかなり変更した部分もでてきます。本画は120号くらいだそうです。洗練された構図ですよね!
西谷先生が研究されている「バックの処理」について。
手順が書かれたサンプルを見せていただきながら、意見交流しました。
先生は方解末をよく使うそうです。
同じ色の絵具を使っていても、手順や塗り方の違いでかなり差が出ることがわかりました。
下塗りから、仕上がりまで。
一枚の絵が完成するまでの手順の見本です。
はじめは荒い画面が、仕上がりに近づくにつれ、
だんだんキメ細い画面になっていくのがはっきりわかります。
それにしても、下塗りはかなり重い色合いなのが、完成時にはこんなに明るい!
胡粉のかわりに、鼠色や岩白を多く使っているようです。
なるほど〜
西谷正士先生の作品として見るのは珍しい動物画!
一同「か、かわいい〜!!!」
今回は改めて、「構図を決める」ことの重要さ、
それから、扱いにくいイメージの強かった「方解末の効果」について研修を深めることができ、大変実り多い3時間となりました。
また、制作への意欲がむくむくと湧き上がってきましたね。
西谷先生、ありがとうございました!!
- 2012/01/23(月) 12:55:27|
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2011年8月 多年草展の様子
寒い日が続いていますが、
みなさん元気に制作していますか?
昨年の第26回多年草展を盛況のうちに終え、
ほっと一息ついてついている頃でしょうか!?
今回はA会場では「多年草展」、
B会場では多年草の種「石田眞理子日本画展」が同時開催という形での
初の試み。
個人的な感想ですが、
空気が引き締まっていて凛とした雰囲気だけれど、
それでいてゆったりした気持ちで見られる・・・
そんな素敵な展示会場作りができたと思いました。
見に来られたお客様からもたくさんのご好評をいただき、
また、チャリティー販売は作品完売!!でした。
みなさんご協力ありがとうございました。
これを励みとして、また新たな制作への意欲につなげましょう!
さてさて、ということで一息つくのもつかの間。
来年は第27回多年草展です!
家にいる時間が長いこの季節から、そろそろ準備を始めましょう。
22日は研修会です。
なんと今回はゲスト講師をお招きします!
道展作家 西谷正士先生
1月22日(日)13:30〜
エルプラザ工芸室にて
とても楽しみです♪
- 2012/01/16(月) 12:35:58|
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さて、次は「もみ紙」です。
サンプルを見せていただいたので完成をイメージすることができ、
とても作業しやすかったですね。
まずは1度目の塗り。
ドーサのきいた雲肌麻紙に水干(墨でもよい)で1度目を塗り、
乾燥させたら揉みます。
雲肌麻紙だとかなり揉んでも破れにくいようです。
それでは2度目を塗りましょう。
丁寧にシワをのばして2度目の水干を塗ります。
シワの部分に2度目の絵の具がたまり、繊細な模様が見えてきました。
ここで乾燥させれば完成ですが、
乾く前に水で洗ってもいいそうです。
みなさん、いろいろな色の組み合わせを試していました。
3回くらい繰り返すと、
色の重なりによって深みが増します。
揉み方の具合によって模様の出方が違ってくるのが面白いです。
くしゃくしゃに丸めて揉む人もいれば
タテヨコにパターンを作るように揉む人もいました。
どうです!この美しさ!
石田講師によれば、もみ紙は自己流とのこと。
基本を知った上でやり方をいろいろアレンジすることで
今の「もみ紙」にたどり着いたそうです。
自分でもいろいろチャレンジしてみたくなりましたね。
大変実り多い研修になりました。
石田真理子講師に感謝です!ありがとうございました。
- 2011/05/02(月) 11:09:46|
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多年草展が近づいてまいりました。
もう制作に入られた方も多いと思います。
26回展はもう目の前!頑張りましょう♪
さて、アップするのがかなり遅くなりましたが、
1月16日に行われた研修の内容を振り返ってみたいと思います。
石田講師によるマチエール研修の様子です。
石田講師を招くのは2回目になります。
まずは「盛り上げ」から。
方解末と軽石で作るマチエールでしたね。
はじめは方解末9番で地塗りをします。
これは後に乗る軽石を引っ掛けるための下地になります。
ムラなく丁寧に塗りましょう。
1度目を塗り終えたら乾燥させます。
乾いたら1回目と同じように2回目の地塗りをします。
2回目を塗り終えたらまた乾燥させます。
ここまでできたら、いよいよ軽石で盛り上げです。
軽石は粒子の違うものを混ぜて使用するとひび割れが少ないそうです。
(石田講師は9番と13番を混ぜて使っていました)
変化が出るように刷毛や筆を使って盛り上げていきます。
できました!
画像ではわかりにくいですが、
刷毛跡を生かした素敵な模様ができています。
- 2011/05/02(月) 10:44:08|
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